皆様こんにちこんばんは!現役ICU・認定看護師のNパパです!
今回はICUに配属になったらまず読むべき2冊の本を紹介します!
というのも、ICUに配属されたばかりの時ってどんな本でどこから勉強に手をつけたら良いか、迷うものです。
そこで今回は実際に私も臨床でおすすめしている2冊の本について、特徴や具体的な活用法を実体験を踏まえてお伝えします!
まず2つの書籍はこちらになります!
この2つの書籍について以下のことを中心に解説していきます!
- 本の特徴
- 活用方法
- 考え方
- オススメの人
2つの書籍の特徴を簡単に説明!
ICUに配属されたらまずどっちを買ったら良いの??
この2つの本はどちらも本当に勉強になるし臨床でとても役立ちますが、方向性は違うので求める内容によってどちらが満足できるかは異なると思います。
ICU3年目のノートの特徴
この書籍は杏林大学病院のリソースナース(認定)が中心になってまとめたものです。
この書籍の特徴はこう見れば良い・こう考えれば良いという具体的な内容が特徴になります。
- 実際の看護師がまとめたメモをもとに書籍化した
- ICUで看護師に求められる知識が網羅的にまとめられている
- 血液ガスなど管理に必要な検査の見方や根拠(生理学)まで記載されている
- ドレーン や医療機器の原理や管理のポイントが学べる
- ICUに入室することが多い手術の術式もまとめられている
以上になります。
例えば突然夜勤で初めての脳室ドレーンを受け持つことになった!!
こんな時にこの本をベッドサイドに置いておくことで、ドレーン のクランプや開放の手順やその根拠が一瞬で分かります。
これは先輩からのツッコミ対策になるわね笑
確かに笑 自施設のマニュアルを書き込んでも良いよね♪
3年目ノートは指導者にもオススメできる
この他にも指導者の人たちも活用ができるんです。
この本は指導しなければいけないポイントがたくさん記載されているので、教育のポイントが分かります!
先輩もこの本を一緒に見ながら説明してくれると確実で、人によって違うってことがなくなる笑
たまに指導者自身も忘れてしまうことがあるのも事実だと思います^^;
曖昧な記憶を元に教育をするのではなく、忘れたから一緒に見ながら勉強しよう!
こうすることで学習方法も伝えることができるし、新人も安心して学べます^^
具体的な使い方としてはベッドサイドにおいて、これを見ながら患者さんを見るということをオススメします!
この書籍は個人で購入するだけでなく病棟に1冊置いておくと安心できる一冊です♪
クリティカルケア 看護入門の特徴
この本はNパパも尊敬する卯野木先生が書かれている書籍です。
卯野木先生の本は本当に読みやすいのが特徴で私も大好きでたくさん持っています!笑
この書籍はクリティカルケア の考え方をしっかり学べます!
3年目ノートと違う点は考え方が中心であることです。
具体的には以下のようなことが書かれています。
- フィジカルアセスメントの根拠と考え方
- 重症患者や家族の特徴
- 看護師の臨床判断の考え方
- 呼吸・中枢・循環の考え方(血ガスやフィジカル、X線)
- 水と電解質
- 鎮痛・鎮静・せん妄
- 人工呼吸器
この書籍はICUに異動して患者さんをどうアセスメントしたら良いんだろう・・。
ということが分かります!
ICUに異動したての時って何をどうアセスメントしたら良いか分からないの。。ピエン。。
ICU3年目ノートとの違い
ICU3年目ノートはどちらかというと実践で使いやすい内容がまとめられています。
一方でクリティカルケア 看護入門は考え方を学べるものです。
例えばICUの患者さんは何を苦痛に感じているかご存知ですか??
- 口渇
- 体位変換
- 不安や恐怖
などなど患者さんは身体的にも精神、心理的にも辛い状況にあることがわかります。
基本的には海外の文献をもとに説明されているので説得力があります!
この他にもクリティカルケアのナースとしての心構えも存分に学ぶことができます!!
まとめ
- 具体性を学ぶなら「ICU3年目のノート」
- 考え方・アセスメントの仕方を学ぶなら「クリティカルケア 看護入門」
気になったらすぐに行動した方が効果的です!!どちらも良い本なのでオススメです♪
下記に紹介した書籍のリンクを貼っておきます!
【クリティカルケア 看護入門】
【ICU3年目のノート】
[…] […]